「新NISAでVYMを買うのは正解か、それともただの思いつきか?」資産形成を考える皆さん、投資の選択肢に迷う夜もありますよね。新NISAは、最大1,200万円もの非課税枠が使える“投資の王様”みたいな制度。
一方で、VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は配当好きにはたまらない人気ETF。配当利回りは約3%と魅力的で、「これさえ持っていれば毎年の配当金でプチ贅沢も夢じゃない!」なんて期待が膨らみます。でも、ちょっと待ってください。本当に成長投資枠で買うのがベストな選択なのでしょうか?
この記事では、VYMの可能性を真面目に、でも少しユーモアを交えながら深掘りします。「新NISAで投資デビューしたい」「配当金で未来の安定収入を目指したい」と考えるあなたに贈る、楽しく学べる投資ガイドです!
投資初心者向けにオススメの記事を書いているのでチェックしてみてね
わたしたちのことを知らない方もいると思うので自己紹介させてください
コバ夫婦ってこんな人
- 子ども3人一馬力の20代会社員
- 年収600万円で1日7時間労働(年間休日124日)
- 資産1,200万円突破
- FP2級ホルダー
- 投資歴5年目(S&P500・FANG+で資産形成)
- 楽天経済圏(2023年15万ポイント・2024年16万ポイント獲得)
- 15分筋トレ、月4冊読書、時短料理は欠かさず行動中
- 副業では月20万円〜の収入をGET
- SNSはInstagram、Xでお金の情報発信
- YouTubeで投資や節約について情報発信
VYMについて
VYMとは、バンガード社で運営する平均以上の配当を出す普通株で構成されるETFだよ
構成銘柄や配当月とか教えてほしいわ
構成銘柄(上位10社)
- ブロードコム
- JPモルガン
- エクソンモービル
- ホームデポ
- プロクター・アンド・ギャンブル
- ウォルマート
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- アッヴィ
- バンク・オブ・アメリカ
- シェブロン
米国の高配当株式の約400銘柄で構成
セクター(業種)は金融、ヘルスケア、生活必需品、エネルギー、資本材が主に占めています
VYMは年に1度、銘柄入れ替えをします(リバランス)
毎年、企業の業績などは違うため、その都度本当に大丈夫だろうか?を見極めるためです
平均以上の高配当で構成されているので、高い分配率が期待できるので、この点は安心材料のひとつです
そしてVYMは、構成銘柄のすべてに均等で投資するのではなく、時価総額加重平均型
つまり、時価総額が大きい銘柄ほど大きな割合で投資するということになるので、優良な企業がVYMに貢献してくれることになります
設定日 | 2006年11月 |
時価総額 | 590億ドル |
配当月 | 3月、6月、9月、12月 |
直近配当額 | 0.9642ドル |
直近配当利回り | 3.06% |
経費率 | 0.06% |
5年リターン | 9.44% |
年間配当 | 増配率 | |
2015年 | 2.15ドル | 12.57 |
2016年 | 2.21ドル | 2.79% |
2017年 | 2.4ドル | 8.6% |
2018年 | 2.65ドル | 10.42% |
2019年 | 2.84ドル | 7.17% |
2020年 | 2.91ドル | 2.46% |
2021年 | 3.1ドル | 6.53% |
2022年 | 3.25ドル | 4.84% |
2023年 | 3.48ドル | 7.08% |
2024年 | 3.5ドル | 0.5% |
10年平均増配率は6.2%
2024年12月の配当は残念だったね…
でも連続増配記録は継続しているから安心だね!
VYMで新NISAシミュレーション
仮に新NISA口座の成長投資枠1,200万円を投資した場合のシミュレーションをしてみるね
シミュレーションの前提条件
- 配当金の再投資はなし
- 配当利回り3.06%
- 増配率は6.2%
- 新NISA口座でも配当金に10%の外国課税がかかる
- 30年間運用し、5年ごとの「配当利回り」「元本回収率」「元本回収期間」「年間配当金」「累積配当金」を検証
配当利回り | 元本回収率 | 年間配当金 | 累積配当金 | |
5年目 | 3,5% | 16% | 42万円 | 187万円 |
10年目 | 4.7% | 37% | 57万円 | 440万円 |
15年目 | 6.4% | 65% | 77万円 | 781万円 |
20年目 | 8.6% | 104% | 104万円 | 1,242万円 |
25年目 | 11.7% | 155% | 140万円 | 1,865万円 |
30年目 | 15.8% | 226% | 189万円 | 2,707万円 |
元本回収期間は20年だよ
約20年目には月10万円の不労所得、累積配当金も1,000万円を超えるわ
配当利回りも大切だけど、増配率こそ配当金生活を送るには必要不可欠な数字なんだ
インデックス投資で資産形成し、連続増配株で配当金の積み重ねのハイブリッド投資はとても人気なの
あなたも少額からでも投資してみて、配当金が毎年増える体験をしてみてはいかがでしょうか?
VYMを買うべきか
ぼくは資産形成期だからインデックス一本だけど、目標額に到達したり、状況次第で高配当株にシフトしようかなと思っているんだ
VYMを特定口座で買うとなったら、すぐに買わず、目標株価になるまで待つよ
暴落が来るまでキャッシュを残しておいて買い場が来たら一気に買い増すってわけね
VYMのような株価も右肩上がりのETFはコツコツ積立投資もいいんだけど、どうしても安値で買いたいというスケベ心が働いちゃうんだ
他にも「VIG」「SCHD」っていうETFも人気よね
そうだね
配当利回りよりも連続増配の方がぼくは好みだから、インカムゲイン(配当金)、キャピタルゲイン(値上がり益)の両方取りができる商品に惹かれてしまうんだ
不労所得ほど精神安定剤はないはずだわ
夢のFIRE生活をするには必要不可欠だね
ぜひあなたも参考にしてみてね
まとめ
新NISAの成長投資枠でVYMを買うのは、「安定した配当金がほしい」「長期的なインカムゲインを目指したい」投資家にとって有力な選択肢です。配当利回り3%という安定感と、ETFならではの分散投資のメリットを活用し、非課税の恩恵を最大限に受けられる点が魅力です。
しかし、成長投資枠の本来の目的は「資産価値の成長」にあるため、VYMのような配当重視型が必ずしも最適とは限りません。他の成長型ETFや個別株と比較し、自分の投資目的やリスク許容度に合った選択をすることが大切です。
この記事で触れたように、VYMのメリット・注意点を理解しつつ、新NISAの特性を活かす戦略を立てましょう。投資の世界では、「知識が最大の武器」。ぜひあなたに合った投資プランで、未来の資産形成を楽しんでください!
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