「年収3,000万のあの人」が羨ましい？他人の資産を見ても不安が消えない理由

たとえば、同じ業種の人が「FIRE達成！資産7,000万円突破」なんて書いていたら、「自分はまだ1,000万もない…」と焦ってしまう。しかも、その投稿がバズっていたりすると、余計に劣等感が増幅されるんですよね。
でも、そもそも「他人の数字」はあなたの人生に関係ありません。あなたの幸せの指標は「他人のグラフ」じゃなくて「あなたの物差し」で決めるべきなんです。

ぼくの知人で、年商1億円超えのフリーランスがいます。ですが「法人化してから税金がエグくて毎日が不安」と話していました。つまり、収入が増えても、不安のレベルが変わるだけで「安心」はやってこない。
どんなに頑張っても「もっと上」はいます。だったら、「自分が納得できるゴール設定」ができるかどうかがカギです。

これらが複雑に絡み合うと、「何をしても不安が残る」状態になります。
特に「X経由で仕事を得ている人」ほど、他人の実績報告に左右されがち。「月商100万達成！」の投稿を見るたびに、自分はまだまだだと感じてしまう。
不安は、フリーランスの宿命。でも、その不安に飲まれず「正しく扱う力」を持てば、十分に乗り越えられます。

実は、ぼく自身も資産が1,000万円を超えてからの方が「不安」が増しました。
「この資産を守れるのか？」という新たな不安が出てきたんです。投資の暴落、教育費の急増、インフレ…。お金が増えても「心の余裕」が増えるとは限りません。
実際に、2022年の株式市場暴落では資産が200万円近く減りました。「あのときもっと守っていれば…」という後悔と、「また来るかも」という不安で夜眠れない日もありました。
大事なのは、金額じゃなくて「お金に対する自分のスタンス」です。不安は、資産額ではなく「心の土台」で解決する必要があります。

ぼくの“安心ライン”は「月20万円の生活費を5年分確保すること」でした。それが見えた瞬間、「他人がいくら持っててもいいや」と思えるようになったんです。
まずは「あなたにとっての安心ライン」を決めましょう。他人ではなく、自分が主役のマネーライフが始まります。

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『サイコロジー・オブ・マネー』は、投資やお金に対する「心の持ち方」を深く考えさせてくれる名著です。

ぼく自身、投資を始めたばかりの頃は、利益ばかりを追い求めて失敗したことが何度もありました。でもこの本を読んで、「お金は知識だけでなく感情や行動が大きく影響する」という本質を学び、焦らずコツコツ続ける重要性に気づけました。実際に、この教えを取り入れてからはムダなリスクを避け、安定した運用ができるようになりました。

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ぼくも最初は、「株価は予測できるもの」と思い、相場に振り回されていました。でもこの本を読んで、「市場の動きはランダムで予測不能」という事実を知り、タイミングを狙うのではなく、長期的なインデックス投資を選ぶべきだと気づきました。分散投資やコスト削減の重要性も詳しく解説されており、投資に対する考え方が大きく変わりました。

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