〇〇さんから質問をいただきました。
- 「投資を始めたんですが、“想定外のリスク”って具体的に何を想定すればいいんですか?
- 「暴落以外にもあるんですか?」

〇〇さん、すばらしい質問です。
そして、めちゃくちゃ“本質”を突いてます。
正直、ぼくも投資を始めたばかりのころは、
「リスク=値下がり」だと思っていました。
株価が下がるのがリスク、損するのがリスク。
でも、6年投資を続けて、家族も増えて、
仕事も生活もリアルになってくると、
“本当のリスク”はもっと身近なところにあると気づいたんです。
投資初心者のころ、誰もがこう思います。
- 「暴落が怖い」
- 「お金が減るのが怖い」
- 「失敗したらどうしよう」
でも本当に怖いのは、「想定外の出来事」に何も備えていないこと。
たとえば、
- 2急な収入減
- 家族の病気
- 車の買い替え
- ボーナスカット
こうした“生活リスク”が、
投資の継続を止める最大の敵なんです。
この記事では、
- ① 投資で起こりうる「想定外リスク」の正体
- ② それにどう備えるか
- ③ メンタルを折らずに投資を続ける方法
を、FPであり父であり投資家でもあるぼくが、実体験をもとに解説します。
結論を先に言うと、
暴落に耐える力は、生活の安定から生まれる。
この記事を読み終わるころ、
あなたの投資は「ただ積み立てる」から「戦略的に続ける」へ変わります。
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コバ夫婦ってこんな人
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- 資産1,200万円突破
- 投資歴6年目:S&P500で資産形成
- 読書でマネーリテラシー強化、自炊は最強の自己投資
想定外のリスクは、相場じゃなく「生活」からやってくる



投資で怖いのは暴落ではなく、「現金が必要になるタイミング」。



ぼくの投資人生の中で、
もっとも痛かった“想定外”は、
S&P500でもNASDAQでもなく——「第二子の長男の誕生」でした。
いや、誕生そのものはうれしかったんです。
問題は、「想定外の出費」でした。
当時、ぼくは投資を始めたばかりで、
毎月の積立額をギリギリまで増やし、
「お金を寝かせてるのはもったいない!」と、
現金をほとんど投資に突っ込んでいました。
そんなとき、妻が妊娠中に体調を崩して入院。
想定外の医療費、想定外の出産費用、想定外の交通費。
それに追い打ちをかけるように、車のメンテナンス費用。
「現金が足りない…。」
仕方なく、利益の出ていた投資信託を途中で売却しました。
利益は出ていたけど、心の中は大赤字。
その瞬間、学びました。
相場の暴落より怖いのは、「生活の想定外」。
生活リスクを想定していないと、暴落時に“生活防衛”のために売らざるを得なくなります。
投資の世界では「狼狽売り」という言葉があります。
でも本当の意味での狼狽は、
お金が必要で、売らなきゃ生活できないときに起こるんです。
想定外の出来事 | 投資への影響 | 対策 |
収入減少(転職・ボーナス減) | 積立停止・売却 | 生活防衛費6ヶ月分の確保 |
医療費・出産費用 | 急な出費 | 緊急資金口座を別で確保 |
車・家電の故障 | 現金化 | 特別費口座の積立 |
心理的不安 | 焦り売り | 投資ルールの明文化 |



投資は「お金」ではなく「生活」とセットで考えること。
これが、想定外のリスクに強くなる第一歩です。
リスクを“数字”で見える化せよ



リスクは「曖昧」だから怖い。数字で見れば、対策できる。
投資初心者ほど、「なんとなく怖い」という感情で判断します。
でも、リスクは“見える化”すれば、ただのデータになります。



ぼくはFPの勉強をしてから、「リスク管理表」を作りました。
リスク | 発生確率 | 損失見込み | 対策 |
相場暴落 | 高 | 一時的評価損 | 長期積立・分散投資 |
収入減 | 中 | 年間100万円 | 副収入・生活防衛費 |
医療・介護 | 低〜中 | 数十万〜数百万 | 掛け捨て保険 |
家電・車故障 | 高 | 10〜50万 | 特別費積立 |



この表を作って感じたのは、
「相場リスク」よりも「生活リスク」の方が多いということ。
つまり、投資がうまくいくかどうかは、
“相場を読む力”より、“生活を整える力”のほうが重要なんです。
リスクの正体は「不確実性」。
数字で見れば、怖くなくなる。
暴落を“チャンス”に変える人の共通点



暴落を怖がる人=現金が足りない人。
暴落を笑う人=準備ができている人。
2022年の相場下落を覚えていますか?
世界的にインフレが進み、S&P500も大きく調整。
SNSでは「もうやめようかな」「NISAも赤字」なんて言葉があふれていました。



でもそのとき、ぼくは積立額を3倍に増やしました。
なぜか?
現金に余裕があったからです。
半年分の生活費を別口座にキープしていたおかげで、
心に余裕がありました。
暴落を「恐怖」ではなく「セール」として見られた。
この違いが、投資成果を大きく分けます。
投資家タイプ | 暴落時の行動 | 結果 |
生活資金ギリギリ | 売却・停止 | 機会損失 |
現金に余裕あり | 積立継続・買い増し | 将来のリターン増 |



投資はメンタルゲーム。
“想定外に備えている人”だけが、暴落を味方につけられる。
心のリスク管理も忘れるな



焦り・比較・SNS疲れ。
「心のリスク」が一番の敵。
お金のリスクよりも厄介なのが、「心のリスク」です。
特にSNS時代、情報が洪水のように流れてきます。
「同じ年齢で資産1000万円!?」
「FIREしました!」
そんな投稿を見ると、心がザワザワしますよね。



でも、その人の背景も収入も、家庭環境も違う。
それを忘れて「比較」してしまうのが、人間の弱さです。
ぼくはこれを防ぐために、次の3つを意識しています。
- 1. SNSを見る時間を制限(通知OFF)
- 2. 「人と比較しない」ノートを作る
- 3. 毎月の資産推移をグラフ化する



数字で自分を見て、感情で人を見ない。
これが長期投資の鉄則。
“焦らない仕組み”をつくることも、立派なリスク管理です。
それでも“想定外”は起こる。だからこそ続ける。



完璧に備えることは不可能。
でも「準備してる人」だけが立ち直れる。



ぼくもまだまだ完璧ではありません。
つい先日、長女がで体調不良で一週間ダウン。
ぼくも仕事を休み、副業収入が減りました。
でも、焦らなかった。
理由は簡単。
想定外は「起こる前提」で生きていたから。
人は、“予定外の出来事”に弱い。
でも、“起こるかもしれない”と知っているだけで、
心の準備ができる。
投資も同じ。
「暴落が起きない世界」ではなく、
「暴落が起きても耐えられる仕組み」を作る。
それが、本物のリスク管理です。
まとめ:想定外を笑える投資家へ
- 想定外リスクは相場ではなく「生活」からやってくる
- リスクは数字で見える化しておく
- 暴落時に動じない人は、現金を持っている
- 心のリスク管理もセットで行う
- 完璧より「続けられる」仕組みが最強
ぼくは今でも、毎月つみたてを続けています。
暴落も不景気も経験したけど、
どんな相場でも「想定外を想定する力」だけは身についた。
6年前、想定外の出費で投資をやめた自分が、
今では「暴落?むしろチャンスじゃん」と笑えるようになった。
そしてこれからは、
「想定外を笑える投資家」を目指しています。
なぜなら——
想定外が起こったときこそ、
あなたの「本当の強さ」が試される瞬間だから。
投資の成功とは、「暴落を避けること」ではなく、「暴落に折れない仕組みを持つこと」である。
明日、もし“想定外”が起きたら——
あなたの投資は、止まらずに続けられますか?






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