〇〇さんからご質問をいただきました。
- 「住民税って、結局どこに使われてるんですか?毎年けっこう引かれるのに、実感がまったくありません…」

たしかにその気持ち、よくわかります。
- 6月にドンッと引かれて「何この金額…」
- 手取り減ってテンションも減る
- 「これ、ちゃんと意味あるの?」と疑う
でも実は、あなたの払った住民税、けっして消えてはいません。
道路、教育、福祉、消防…実は“暮らしのほぼ全部”に静かに生きてるお金なんです。
本記事では、FPのぼくが「住民税のリアルな使い道」「意外と知らない裏側」「あなたの暮らしにどう返ってくるか」を、図表を交えてわかりやすく解説します。
結論から言うと、住民税の正体は、“未来の自分たち”を支える共同出資金です。
払うだけじゃなく、「どう使われてるか」を知るだけで、家計と人生の見方が変わります。
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「住民税どこいった?」と思ったことありませんか



あなたの払った住民税は、“ちゃんと使われてます”。ただし、“静かに・見えない形で”です。
住民税は、国に行くお金ではなく、あなたが住む自治体に直接入るお金。



そのため、国政よりも「地域の生活」そのものに直結しています。
だから実感しづらいのです。
たとえばあなたの町にあるのを紹介していきます。
- 保育園・小学校の運営費
- ごみ収集・道路整備
- 図書館・公園の維持管理
- 高齢者福祉・介護サービス
- 消防・救急・防災訓練



これら全部、住民税から出ています。
もし税金が止まれば、たった1ヶ月で生活は止まります。
「誰かが出してくれてる」と思うけど、それ、あなたが出してます。
つまり、「税金の使い道を知る=自分の暮らしの構造を知る」ことなんです。
そもそも住民税って何?所得税との違い
税金の種類 | 誰が取る? | 計算方法 | タイミング | 使い道 |
所得税 | 国 | 年収に比例(累進課税) | その年に払う | 国の運営(防衛・外交など) |
住民税 | 都道府県+市区町村 | 所得の約10%(一律) | 翌年に払う | 地域の運営(教育・福祉・インフラなど) |



ポイントは「翌年払う」という点。
つまり、去年頑張った分の“ご祝儀的”に翌年引かれる。
そのタイムラグが、「いきなり引かれた!」感を生みます。
【内訳】住民税の使い道を“ざっくり可視化”してみた



実際、あなたの住民税(仮に20万円)をざっくり分解すると──
用途 | 割合(目安) | 金額(年20万円の場合) | 内容 |
教育・子育て | 25% | 5万円 | 学校、保育園、図書館など |
福祉・医療 | 30% | 6万円 | 高齢者支援、医療補助、介護サービス |
公共インフラ | 20% | 4万円 | 道路、橋、公園、上下水道など |
消防・防災 | 10% | 2万円 | 消防署、救急、避難所運営 |
行政運営 | 15% | 3万円 | 市役所運営、人件費、行政手続きなど |



つまり、あなたの税金が町の呼吸そのものを支えている。
これを知るだけでも、「もったいない感」は減ります。
「実感がない」のはなぜ?仕組みの罠



税金が“空気のように”使われているから、気づかないだけです。
ぼくたちの生活の「当たり前」──
- 電気の通った信号
- 清潔な公園
- 救急車が5分で来る
- 保育園が毎日開いてる



これ全部、「税金が正しく使われてる証拠」です。
でも、無事だと“ありがたみに気づけない”構造。
まるで「風邪をひかない日には健康のありがたさを忘れる」のと同じ。



ぼくは一度、住民税を延滞したことがありました。
当時、副業収入の申告が遅れて、納付書が届いたときの金額に絶句。
「なんでこんなに高いんだ…」
でもその後、FPの勉強で“用途”を知って愕然。
自分の子どもが通う幼稚園の運営費にも、自分の税金が使われてる。
つまり「自分の未来に回ってきてた」んです。
税金を知ると、ただの支出じゃなく「循環」に変わります。
税金を「払って終わり」にしないための考え方



「どう使われてるか」を知ることが、家計防衛の第一歩です。
多くの人が“支出”としてしか税金を見ていません。



しかしFP目線で見ると、税金は社会的リターン投資。
つまり、あなたの住む町が良くなれば、生活コストも下がるんです。
たとえば、公園が整備されていれば子どもの遊び場代がかからない。
福祉が充実すれば、老後の医療費や介護費が軽くなる。
教育環境が整えば、子どもの塾費用が減る。
これ、全部「税金という共同投資の配当」です。
“払う”だけじゃなく、“どう還ってくるか”を知る。
それだけで、税金が「敵」から「味方」になります。
【まとめ】住民税=自分たちのまちの未来投資
区分 | 用途 | 割合(目安) | 主な対象 |
教育・子育て | 学校・保育園・図書館 | 25% | 未来世代 |
福祉・医療 | 高齢者・医療補助 | 30% | 弱者支援 |
インフラ | 道路・公園・上下水道 | 20% | 全住民 |
消防・防災 | 消防・救急・避難訓練 | 10% | 安全 |
行政運営 | 市役所・人件費 | 15% | 運営 |
- 住民税は「消えてない」。あなたの生活の基盤を作っている
- 教育・福祉・防災・インフラ…どれも税金で維持されている
- “実感がない”のは、平和の証拠
- 税金は支出ではなく「社会へのリターン投資」
結論:払う前に、知ろう。知ることで“暮らしの見え方”が変わる
ぼくも、かつては「取られる側」でした。
でも今は、「投資してる側」。
そう思えるようになってから、不思議とお金への不満が減りました。
これからも、ぼくらが納める住民税が“自分たちのまちの未来”を育てる投資であり続けることを願って。
──そしてあなたも、次の6月に明細を見たとき、こう思ってほしい。
「お、今年もちゃんと投資してるな」って。






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